2013年05月29日

ポール・M・クック「イノベーションは簡単だ、しかしビジネスにするのは難しい」


「イノベーションの成否を分けるのは
単調な骨折り仕事をマスターできるかどうかだ。
創造のプロセスは通常は輝くようなアイデアから始まる。
このすばらしいアイデアに見込みがあれば、次にはビジネスの
見地から見て進める価値があるかどうかを決定する。
このあたりは心躍る部分だ。知的には恐らく最も刺激的であろうが、
同時に比較的容易な部分でもある。

 続いて、そのアイデアを実行段階に引き下ろすという
現実的な仕事がくる。これがイノベーションの中で最も単調な
部分であり、人々に対するプレッシャーや鼓舞のほとんどは
ここで必要になる。新しいアイデアについての当初の興奮を思えば
どんなエネルギーでも生み出せると考えるかもしれないが、
その後そのアイデアを反復生産可能な製品に
転化しようとする過程で、人々は穴蔵に潜り込んだような仕事を
長期間続けることになる。電話とファックスを使うのはここだ。
技術陣と上級幹部との間で検討会議を持つのもこのときである。
また最高経営責任者としては、製造コスト、販売、
あるいは品質と全く同様に、新製品や新プロセスの開発にも
大きな関心を持っていることを組織全体に対して表明して見せるときでもある」


(邦訳「DIAMOINDハーバード・ビジネス」1990年7月号)



posted by genさん at 19:10| Comment(0) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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